今、時代は大きな転換点にさしかかっています。農林水産業、子育て、教育、福祉、産業、環境、あらゆる分野で新しい価値の創出が求められる中、私は、6期目18年、地域の皆さまにご支援いただきながら培ってきた経験と知恵をフルに活かしながら、ふるさと佐賀の前進に努めてまいります。
佐賀前進。石井秀夫10の約束
1.活力ある農林水産業づくりを約束します
農林水産業は、地域経済を支える大切な柱です。水田農業、園芸農業、畜産、水産、林業の振興を進めるだけでなく、その施策を推進する環境整備として土地改良事業等にも積極的に取り組みます。
食の安定供給のためには、農業所得を確保することと、新たな担い手の育成が重要です。守るべきものは守りながら、新しい感覚も取り入れ、次世代型の強い佐賀の農林水産業づくりを進めます。
2.地域経済の再生、成長を約束します
地域経済成長戦略の柱は「産業再興」「戦略市場創造」「国際展開」です。佐賀の地の利を活かし、アジア圏を視野に展開する事業を支援していきます。さらには、新エネルギー分野の開拓や農商工連携による新たなブランド構築などを通じ、次世代の佐賀を担う産業を生み出し育てていきます。また、焼き物や家具などの伝統産業の更なる振興を図ると同時に、これら豊富な地域資源を活かした観光産業の振興にも努めます。
3.若者・女性の雇用拡大を約束します
伝統的地場産業の振興、グローバルを視野に入れた既存産業の新たな展開、新分野での産業育成を推進することで、新たな雇用創出に努めます。また、ハローワーク特区の充実を図り、特に若者、女性の就労支援を進めていきます。
4.自助を基本に、共助公助による安心の社会づくりを約束します
様々な社会保障は、自助、自立を基本に、共助・公助の組み合わせることで安心の社会づくりにつながります。
医療面では、診療科や地理的条件により医療の質に偏りが生じないよう施策を講じていきます。また、障がい者福祉では就労支援を進めるなど、夢と生きがいをもって暮らせる社会づくりを進めます。さらに、介護する側もされる側も安心して暮らせる社会づくりも進めていきます。
5.子どもは地域の宝。子育てしやすい環境づくりを約束します
子どもは地域や社会の未来を担う宝です。周産期医療体制の充実を図るとともに、延長保育、病児病後児保育や、放課後児童クラブなど、子どもを育てやすい環境の整備も進めていきます。
6.教育県・佐賀の再生を約束します
佐賀県には、未来を担う人財づくり、教育に熱心に取り組んできた歴史があります。この精神に則り、新しい時代を切り拓く力と心を養うための教育施策を講じていきます。
また、ICT利活用教育、小規模学級、TT（ティームティーチング）を推進するとともに、海外留学などの制度を充実させ、グローバルに活躍できる人づくりを進めていきます。
7.真に必要な公共投資の推進を約束します
県民の皆さんが、安全で安心な生活を営むための環境づくりとして、真に必要な公共投資を行い社会資本の充実を図ります。安全のための道路、河川、海岸整備、生産性向上のための農林漁業の基盤整備、地域経済発展のための高規格道路のネットワーク化などで、安心安全な生活と経済浮揚の礎を築きます。
8.エネルギーの安定供給のためのベストミックス施策を約束します
エネルギーの安定供給は、ふるさと佐賀の成長や私たちが安心して暮らしていく上で必要不可欠な要件です。将来を見据え、安心できる再生可能エネルギーの開発普及と、安定した基幹エネルギーの確保を両立させるベストミックスを目指し提案していきます。
9.宝の海「有明海」を守ることを約束します
諫早湾干拓事業により、有明海の環境は大きく変わったと言われています。一日も早く昔の宝の海を取り戻すために、調査開始の前倒しだけでなく、最終的には全開門を実現できるように努めていきます。
10.有田焼創業400年事業の推進を約束します
佐賀が世界に誇る地場産業「有田焼」が、2016年に創業400年を迎えました。佐賀県では、今後、次の100年の発展に向け、産業、観光、文化など様々な切り口で記念の事業を展開します。私は、有田焼の未来のため、また佐賀県の産業発展の好機と捉えこの事業を全力で推進していきます。
