平成24年6月12日、福岡市のホテルレガロ福岡で行われた、九州の自立を考える会主催「広域行政セミナー」に参加しました。
220名が参加した本会では、九州の自立を考える会 藏内勇夫会長、九州各県議会議長会 松本國寛会長(福岡県議会議長)、福岡県 小川洋知事からあいさつを頂いた後、九州大学産学連携センター 谷口博文教授から、「国の出先機関改革と九州における道州制議論の行方」の題で講演いただきました。九州の持つ、成長力のある国に対抗できるポテンシャルの高さ、そして今後現場の知恵を生かすために企画立案機能を国から地方に移していくことの必要性と、それぞれ出来る分野や地域から始めていけばよい、とお話を伺いました。
現在、国の出先機関改革における、「国の特定地方行政機関の事務等の移譲に関する法律案」については、今国会への提出が困難な状況となるなど、分権への取り組みがなかなか進まない状況となるなど、分権への取り組みはなかなか進まない状況にあります。
しかし、人口減少社会、巨額な財政赤字など日本が抱える課題を解決するためには、真の地方分権を進めていくことが必要不可欠と考えております。このため、地方が立ち上がり国を救うという気概のもとに活動を続けていかなければならないという思いを改めて強くいたしました。