平成27年12月9日に、産業常任委員会で、有明水産振興センター(小城市)と小糸九州株式会社(佐賀市)、株式会社フォーバル(佐賀市)を現地視察しました。
各視察先については以下の通りです。
◎有明水産振興センター(小城市芦刈町)
有明水産振興センターでは、ノリ漁期には漁場の栄養塩やプランクトン調査の回数を増やし、病害等の調査をこまめに行い、ノリ養殖情報や海況速報を提供と養殖管理の技術指導を行っています。また、有明海の重要貝類であるタイラギ、アゲマキの資源回復のため、種苗生産及び放流技術の開発、資源調査等も行っているそうです。
当日は、秋芽海苔の状況や水産資源回復の取組み等について説明を受け、施設の視察を行いました。
◎小糸九州株式会社(佐賀市久保泉町)
[誘致企業の状況]
小糸九州株式会社は、自動車照明機器などを製造・販売する株式会社小糸製作所のグループ企業で、西日本における生産・供給拠点として平成18年に佐賀市おいて操業を開始され、今年平成27年11月で設立10周年を迎えました。小糸グループは、日本、北米、欧州、中国及びアジアの五極で自動車用照明機器を生産するグローバルサプライヤーとして、全世界で20パーセント、国内で50パーセントの製品を提供しています。
当日は、会社の概要について説明を受け、施設の視察を行いました。
◎株式会社フォーバル(佐賀市駅前中央)
[誘致企業の状況]
株式会社フォーバルは、中小企業等に対して情報通信コンサルティングや経営コンサルティングのサービス業務を行っています。今年4月から鹿児島に続いて2か所目となるカスタマーコミュニケーションセンターを佐賀市にて開設されました。日本各地にある営業拠点とリアルタイムで情報を共有し、電話のみならずパソコン等のITツールを駆使した遠隔リモート等を取り入れ、経営に関する情報提供やコンサルティングを行っています。
当日は、会社の概要について説明を受け、事務所の視察を行いました。