政調全体会議合同 地方創生実行統合本部が初会合
党地方創生実行統合本部(本部長・河村建夫衆院議員)が、9月24日、初会合を開きました。
党地方創生実行統合本部は、安部政権の最重要課題の一つとされる地方創生を実現するため、新設されました。
会合には、石破茂地方創生担当大臣も出席し、今後の課題や方向性などについて、熱心な議論が繰り広げられました。
政府に設置された「まち・ひと・しごと創生本部」と連携し、「内閣の看板政策」(谷垣禎一幹事長)である地方創生に向けた施策の実行を目指します。
年内に長期ビジョンと総合戦略を作るとしています。
「まち・ひと・しごと創生法案」のポイントは以下のとおりです。
・人口の減少に歯止めをかけながら、東京圏への人口の過度の集中を是正し、将来にわたって活力ある日本社会を維持することが目的
・地方創生へ向けた基本理念を明記(日常生活・社会生活の基盤となるサービスの提供確保、結婚・出産や育児に希望が持てる環境整備、地域の特性を生かした魅力ある就業機会の創出、地方公共団体相互の協力による効果的な行政運営の確保―など7項目)
・総理を本部長、官房長官と地方創生担当大臣を副本部長に全閣僚が参加する「まち・ひと・しごと創生本部」を置く
・同本部は基本理念にのっとり、具体的な目標や施策の基本的方向を盛り込んだ「総合戦略」を策定し、その実施状況を定期的に検証する
(機関紙「自由民主」平成26年10月7日より引用)
また、佐賀県でも10月3日、人口減少問題などへの対応策を検討する「佐賀県まち・ひと・しごと創生本部」を設置しました。
本年度中に、地方へ新たな人の流れをつくる施策など佐賀県版の長期ビジョンを策定し、来年度に統合戦略をまとめる予定です。